図書館ご利用方法

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第1回 図書館の本の並べ方・1 ジャンル分け?

■1-1 同じ本ばっかり!?

図書館の本は、何となく似たような題材の本が固まって置いてあるな、と思いませんか?
実は、図書館の本は、その内容ごとに細かくジャンル分けされているのです!
その上で、まずは同じジャンル、その周りには近いジャンル…といった並びになっています。
そのため、似たような本がたくさん並んでいるように見える、というわけです。

■■1-2 どうやって分けているの?

さて、前の項でジャンル分けされている、と書きました。
そうなると、その分け方が気になるところですね。

ところで、図書館の本の背表紙には、必ず長方形のシールが貼ってあることにお気づきでしょうか。
さらにそのシールには、謎の数字やアルファベットとカタカナが・・・。(図1)

図1

そう、これがジャンル分けされていることを表す記号、『請求記号』です。 この記号によって、「この本は○○に関する本」と分かるようになっているのです。

次回は、『請求記号』について、もう少し説明を致します。
では、第1回はここまで、ありがとうございました。

第2回 図書館の本の並べ方・2 請求記号って何?(前編)

前回、図書館の本は、『請求記号』というものでジャンル分けされて並んでいる、と書きました。
今回は、その『請求記号』について少し紹介したいと思います。
請求記号を知ると、それだけで本の内容がある程度分かるようになるかもしれません。

■■2-1 請求記号は日本全国(ほぼ)共通!!

実は、この請求記号、さまざまな種類があります。
その中で、国内で最も普及しているものを『日本十進分類法(NDC)』といい、国内の公共図書館のほとんどがこの分類法を利用しています。

■■2-2 『日本十進分類法(NDC)』って何?

十進分類、とあるように、資料を10のジャンル(0~9)に分け、さらにその各ジャンルを10に分け…と細かく分けています。(図2-1を参照)
図を例とすると、まず大分類「歴史」は”2“です。同じように大分類”1”は哲学、”3”は「社会科学」となっています。
さらに「歴史」の中でも「日本史」なのか「東洋史」なのか…といった具合にどんどん細かくジャンル分けをしている、ということです。

3ケタが基本で、より細かく分ける場合はピリオド(.)を挟んでいます。
なお、高根沢町図書館では、一般書3(一部4)ケタ・児童書2(一部3)ケタで表記をしています。

図2 歴史に関する本の分類

図1

次回は請求記号の右側、カタカナの部分について説明したいと思います。
では、今回はここまで、ありがとうございました。

第3回 図書館の本の並べ方・3 請求記号って何?(中編)

今回は請求記号の右側、カタカナ部の説明をします。
なお、この説明は高根沢町図書館の場合です。
図書館によって表記には差があります。

■3-1 カタカナは著者名!!

カタカナ部は、基本的に著者名の姓の頭文字をとっています。
例えば、赤川次郎(アカガワ ジロウ)さんの本であれば『ア』、
池波正太郎(イケナミ ショウタロウ)さんの本であれば『イ』となります。

ここで注意!! 姓名の姓をとっているので、外国の作家の本などでは注意が必要です。
例えば、コナン・ドイルさんの本は『コ』ではなく『ド』となります。

■3-2 例外いろいろ

さて、3-1でも「基本的に」と書きましたが、例外もあります。
高根沢町では、複数人による共著の場合、偉人の伝記、絵本・紙芝居等は著者名以外からとっています。
例えば伝記ですと、「被評者(伝記になった人物)」からとります。
どんな例外があるのか、探してみるのも面白いかもしれませんね。

第4回 図書館の本の並べ方・4 請求記号って何?(後編)

これまで3回にわたってご紹介した請求記号関連も、今回で最後。
別置記号についての説明をします。
なお、前回同様、説明する内容は高根沢町図書館でのものです。
図書館によって表記が異なりますのでご注意ください。

■4-1 別置記号の大まかな捉え方

前回までで、請求記号は3桁の数字で表している、と説明しました。
でも、3桁の数字と一言で言っても、細かくジャンル分けされていてとても覚えきれません…。
その本がどんな本なのか、ぱっと見てすぐ判ると便利ですよね。
そこで、登場するのがこの『別置記号』です!
利用の多いジャンルや、少し特殊な資料を示す“目印”のようなものです。

■4-2 高根沢ではこんな別置記号を使っています

では、実際にどんな記号を使っているのでしょうか。
高根沢町図書館での例をいくつか見てみましょう。

【B】…文庫本

【T】…郷土資料

【G】…外国語で書かれた本

【A・V・D】…それぞれ「A⇒DVD」「V⇒ビデオテープ」「D⇒CD」

等々、意外とたくさんの別置記号が使用されています。
他にも様々な別置記号があるので、気になる方はぜひ館内を探してみてください。
同じ記号がついている資料を見比べて、その記号が何を表しているか考えてみるのも面白いですよ。
たとえば【W】、【M】、【S】は何を表しているのでしょうか。

4回にわたってお送りした「図書館の本の並べ方」に関する説明は、以上となります。
次回以降、また違った内容の「まめ知識」を紹介していきたいと思います。
ありがとうございました。